ステップのリズムとは

「1、2、3、トン?」「1、2、3〜ン?」

とある教室での指導の帰り、見知らぬ女性に声をかけられました。

「フラの先生ですね。」

その方は、別のお稽古に来ていて、ちょうど帰るところだそうでした。

聞けば、その方もどちらかの教室でフラをされているとのこと。

「フラには、『1、2、3、トン。』『1、2、3〜ン。』の二種類のステップがあるんですよね。先生の教室は、『1、2、◯◯◯。』ですね。」

私のレッスンを見学されていたのか質問してみましたが、ご回答なく、不思議な微笑みをされるだけでした。

ここは大人の対応、と、私も「では、また。」と微笑み返しでさよならしました。

 

 

フラのステップについて

本題に入りますね。

フラのステップは、ビートです。曲のリズムを刻むのが、ステップです。

足の運びは、曲のカウントと合わせなければいけません。

早くても遅くてもいけません。ステップは安定していないといけません。

そうでなければ、踊りもバンド演奏も乱れてしまいます。

フラソングには四拍子のものが多いですが、たまに、三拍子のものもあります。

フラステップには二種類、と割り切れるものでもありません。

おそらく先程の女性の場合、教室の先生が分かりやすく指導するために、そのような表現をされたのだと思います。

フラには型があります。けれど同時に、とても個性豊かでユニークなものです。

その教室で受け継がれている個性を、大切に引き継いで下さい。

他の教室の真似をする必要はありません。

先生をよく見て下さいね。

 

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